doi20th

doi20th注染手ぬぐい2






さて、デザインのこと。
普段私は、畳んで使うので、やっぱり畳んだ状態でも可愛いのがいいなと思って選んでます。この子、畳んであるとチェック柄のように見えて、実は開くと、ラジオなんです!私のアイデアじゃないです!にじゆらのデザイナーさんが考えてくれました。すごい。びっくりした。そして、私を象徴するようなものが、ラジオに乗っかってます。なるほどでしょう?マイク、ヘッドフォン、メガネ、野菜、鉛筆、カメラ、奈良の鹿。謎に細かいこだわりのオーダーも聞いてもらってありがとうございました。










動きのある「ええ感じの滲み」を出しつつ、ラブリーにならず爽やかな可愛らしさがある色合いに。

そして、今まで注染手ぬぐいを使ったことがない人にも、ぜひデビューしてもらいたいので、考えました。
まず白地の手ぬぐいよりは、汚れを気にせずに、じゃんじゃん使ってもらえるかなと思って、白地をやめました。とはいえ、濃い色がたくさん使われていると、洗った時に他の物に色移りの危険度が高いので、ちょうどいい塩梅のくすんだ色がいいなと思って、薄い青緑に染めてもらいました。
最初に色移りとかで失敗しちゃうと、つらいもんね。嫌になっちゃうでしょ?帯に洗濯時の注意事項など書いてありますので、使い慣れていない人は、読んでくださいね。(ここにも載ってます)最初は少し色抜けがあると思いますが、そのうち落ち着きます。
あ、それで言うと、よく聞かれるのが、切りっぱなしの端っこから出てくる糸ですよね。あれも、洗濯などで、ピヨーンと出ると思うのですが、止まるまで引っ張って切っちゃったらいいですよ。そのうち出なくなります。手ぬぐいが小さくなるほど出ませんから大丈夫!









上の写真のものはそもそも淡い色でした。長年使っているので、こんな感じになってます。もちろん端っこの糸はもう出ません。ちなみにサラシにも種類がたくさんあって、写真と今回のとは別と思います。それぞれ使うほどに手触りも色合いも全部育っていきます。それがまたいい。最終的には雑巾にしたり、切り裂いて何かを縛る紐にしたり。昔は浴衣を解いて手ぬぐいにしたり、おむつにしたり、最終的に雑巾にしてボロボロになるまで使っていたそうですね。

とにかく私にとっては滅多に作れるものではないので、こだわりをいっぱい詰め込みました。20周年記念のこの手ぬぐい。ぜひ可愛がってくださいね。使ったことがない人に、デビューしてもらえたら嬉しいです。もちろん使い慣れている方が見れば、職人さんの技術と注染の良さが活きた物だと、すぐ分かってもらえると思います。お値打ち品です。
ライトブルーは、×イエロー×グレーがスウェーデンな感じ?グリーンは、×ネイビー×ブラウンがトラッドな印象かな?どっちも可愛くて選べなくて、2色作ることにしました。2色買いもありだと思います。展示の会場で販売します。売り切れても赤字なので、よろしくどうぞ。





light blue




green