ぶつぶつ日記

想う壺音泉から、すでに2日

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↑まつりのあと




想う壺音泉から2日経過しました。


企画し始めた頃から今日までずっと、すごくたくさんの気持ちを感じました。
それは、予想していなかった気持ちです。もちろん今までには感じたことのない気持ち。
本当にたくさん感じて、はっきり言って消化不良。
すごくフワフワとして、つかみ所がなく、言葉が出てこなかったのです。
何から書けばいいのか分かりませんでした。
だから礼儀知らずみたいに「だんまり」決め込んじゃってごめんなさい。


だけど、ようやく実感が出てきました。
色んな人からメールをもらったり声をかけてもらったり
まさしく「想う壺」なエピソードをきいたり
すごい時差で感動の波が押し寄せてます。


この余韻だけをハグハグと、しがんで生きていけそう。
ハグハグモグモグやって、とりあえず泣いてます。目は腫れ放題。最悪です。


まとまり切らないながらも、何か書いてみようかしら。
だけどライブの内容のことは書けそうにないです。
それはもうちょっと待ってね。
今のところ書けるのは私の話になります。
だから、個人的な話なんて知りたくないわ、うっとーしーねんって人は、読まないで下さい。




 ・・ ・・ ・・

 
目標人数を上回るお客さんに集まって頂いて、満員ではないけれど、
混み具合も(そしてお天気も!)ちょうど居心地の良い感じだったと思います。
みなさん、本当にありがとうございました。
出演してくだすったアーティストのみなさんにも感謝しています。
そして、私のようなみじんこにお力添えくだすった関係者のみなさま、
一緒にやろうって言ってくれた清水音泉さんとREENALさんにも深い感謝を。


生きている上で、誰かに迷惑をかけてしまうのが一番怖い私としては
こんなことを言い出した時点で既に、
色んな人に余計な仕事を作ってしまって、ご迷惑をおかけしていると思っていたので、
とにかく無事に(たぶん無事に)終わって良かったと、ホッとしています。
眠りの妨げになっていた変な緊張感は当日も続いていて
いやな思いをしている人はいないか?
わたしが選んだアーティストのライブは(もちろん私は絶対の自信があるんだけど)
集まってくれた人にどんなふうに受け取られているのだろうか?
現場での私なんて別にすることはないんだけど、色んなことが気がかりで、
実はあまりちゃんとライブを見れなかった。


去年のOTODAMAを裏からチラッと覗き見させてもらった時に、何よりもその雰囲気が魅力的でした。色んなアーティストが集まるイベントの意味(仕事って以外の何らかのプラスの気持ち)がある感じがして、いつか自分がオムニバスイベントをする時も、絶対に無意味な集合体にはしたくないって思ってたんです。私がやるイベントで共演するAとB。それこそが想う壺らしさ。「らしさ」なんてもの、分かるようで分からないのだけど、清水音泉さんとやることで、外からみた感じがよく分かってよかったです。
結果的に、まぁ、憶測にしかすぎないけど、何か持って帰ってもらえたかなぁと思うのです。


アナログフィッシュ下岡くん斉藤君なんて、演奏しないのに来てくれて(申し訳ない!そりゃあたしだってアナログも壺で見たかったっす)、最後までイベントを見てくれていて、おなじところで同じように笑顔になれたり、テーブルの上を下岡くんが片付けてタバコジュースを呼んでたり、斉藤くんが会場のあちこちから(客席から舞台袖まで)ライブを見てすごいニヤニヤしてたり、タバコジュースとアナログがライブを見ながら、耳打ちして笑ってたり、アロウズがオオヤさんとたわむれていたり、オオヤさんの歌に「やばー」って言って、お客さんと同じ表情をしてたり、ビューティフルハミングバードが「おとぎ話好きー、実はもうチェック済みだよー、KIDSいいよね〜やっぱね〜」だったり、おとぎ話の有馬君にあの調子でなつかれてアナログ佐々木君が口をパクパクしてたり、早朝入りだったオトナモードがホントにたこ焼き食べたりなんやかんやしながら、普通に1日イベントを楽しんでくれてたり、YO-KINGさんまで若手のステージを物陰から見てたり(それを見て私は小さくガッツ)、、、書き出したらキリがないんだけど、、、、あれー?何が書きたいんだっけ?わかんなくなってきたぞー。




帰り際に佐々木くんが「出演者、ほんとにどいちゃんが考えたの?すごいよかった。すごいね。また呼んでね、もっと出来るから。」って言ってくれたのが、すごい嬉しかった。


出演してくれた人達の音楽が私はとても好きだから、だから、きっと他の色んなことをこの人達と共感できるかもしれないなぁって思っていたのです。だからこんな風に、ドイの提示したものを楽しんでもらえたことが、本当にうれしかったのです。きっとみんな、アロウズのステージ中央の床にナイトコールの途中で登場した小さなミラーボールに、バカバカしいけどオカシイな〜って、同じ気持ちでニヤニヤできる人達だったはず。




そう。同じ気持ち。同じポイントで同じ気持ちになれる人達。
スタッフさんも、出演者さんも、お客さんも。


私は、私のままの私を受け入れてくれる場所なんて
今までの人生でほとんどなくて
居心地がいいって思った場所も(会社とか人間関係とか)
やっぱり少ししたらしんどくなったり、相手にしんどいって思われて距離をおかれたり
そんなことばっかり繰り返しています。
みんなと同じことが上手く出来なかったり
みんなと同じものが好きになれなかったり
どんなに魅力を伝えようと頑張っても分かってもらえなかったり
色々やってみたいのに場所もチャンスも貰えなかったり
いいところをちゃっかり誰かに奪われたり
そんな人生なのです。
私のやっていることなんて
この社会ではどうやっても真ん中にくることは出来ず
みんなの余力とか、おこぼれとかで、なんとか生かせてもらっていて
だから周りと、これが全てな私自身の温度の差が、私をまた苛立たせるのです。
仕方ないとはわかりながらも。


そんななか、土井まるだしのイベント「想う壺」に力を貸してくれる人が現れたのです。
清水音泉さんとREENALさんです。
同じことにこんな風におもしろがってくれるなんて夢みたいです。
しかもアーティストとも相思相愛で(もちろん音泉さんが信頼されているからだと思う)
さらにあんなにたくさんの人達がおもしろがって遊びにきてくれて感激です。
(もちろん私にとっては最高のラインナップのイベントだから、なんで来ないの?って感じだし、魅力が分からない人は可哀相な人だと思うけど。)
世の中、私になんて、ぜんぜん耳をかしてくれない人ばっかりだと思っていたのに。
802の内部でもそうで、みなさん、本当に色々とご協力くださって、びっくりしました。
本当にありがたいです。感謝です。
私が後ろ指さされたり、踏み台にされたりしながら、それでも続けてきたことが
変われたら生きやすかっただろうに、変わることが出来なかった部分が肥料となって
もしかしたら、実は少しずつ地面の下で根っこが伸びていっていたのかもしれません。




そもそもイベントはイベンターさんがやるべきで
私なんかが、そんな軽はずみにやるべきではない、なんて考えていた私に
「想う壺」を始めるきっかけと勇気をくれた
元・清水音泉の女湯のO島と、digmeoutフルさんにも
本当に感謝をしています。
二人が居なかったら、いまごろ私はもうDJも出来てないかもしれません。
本当にありがとう。


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I LOVE YOU ALL!!










ライブの感想的なものは、あらためてまた書こうとおもいます。
こんな日記でごめんなさいね。
だけど、いまごろようやくやってきた感動の波が、まだひかないのです。
とあるアーティストのマネージャーさんから「ここにいれなかったのが悔しい。次は誘ってね。」って言われたんです〜〜〜ってことは、また来年、できるかな?ね、清水さん、どうですかね?うふふ。


そしてそんなこと言いながらも、次へと走り出そうとしています。
次回の壺は梅田シャングリラの2周年をお祝いする壺です。
想う壺のイメージする「シャングリラ=桃源郷」を作ります。
出演はAPOGEEとsleepy.ab!
あのシャンデリアとミラーボウルの輝く赤いライブハウスで・・・!
こりゃたまらん!
うっとりしたい人は、ぜひいらしてください。次回もまちがいないです。
詳しくは「想う壺」のぺーじへ。


それから「おとなの遠足」カメラを野音のバックヤードでまわしていました。
なんとか見てもらえるように頑張りますので、楽しみにしといてください。


もういちど、I LOVE YOU ALL!