ぶつぶつ日記

こまきっぷ、絶景の宝庫・和歌の浦(2)

「養翠園」という、松と池が見どころのお庭も息を飲んだ。世界を庭にしてしまうようなダイナミックな借景、水鏡、茶室の前の苔に落ちる影、、、遠くを見ても近くを見ても、それぞれに美しさがあって、素晴らしいなと思いました。





















もっと見たいな、知りたいなって思ったのが、蒔絵。
蒔絵体験をした「紀州漆器伝統産業会館うるわし館」2階の資料室。地味に展示されてた古い漆器の数々、素敵やったなぁ。漆器を作るための道具類もかっこよかった。もっと見たいし、職人さんが作業されているところを見学してみたくなった。大興奮で写真多めです。













































↑入り口の漆の木についた、樹液を採集するための引っ掻き傷にも、生々しさを感じてしまった。そう!「絶景の宝庫」と言いますが、遠景だけではなくて、手元の細やかさも美しい2日間でした。遠くも近くも美しい、ずーっと、ぼーっと見てしまう。



最後にお宿のこと。
雑賀崎から海辺を進むと波早ビーチ、田ノ浦漁港、さらに進むとフォトスポット蓬莱岩。バグースのご近所ですよね。そのお隣に去年できたホテルが「Wakanoura Nature Resort EPICHARIS」。超がつく可愛さ。廊下の角が柔らかいカーブで、上品で落ち着いてる。部屋のテラスのソファー、バスルーム、レストラン奥のテラスから、どこから見てもゆったりと時間が流れる海の夕景。バスルームのオーシャンビューが気持ちよすぎたので、思わず早起きして夜明けにバスタブに浸かる時間も気持ちよかった。


























和歌山の食材を使ったごはんで和歌山の豊かさも実感。ディナーも豪華で大興奮だったけど、ビュッフェではない朝ごはんのリッチなこと!紀の里さちのかいちご・紀州あら川の桃・有田ミカンとみんなが大好きな和歌山フルーツのジャムが3種類全部ひとさじ分ずつ。こういうの嬉しい!そうなのたくさん要らないんです。ちょっとずつ全部食べてみたいの!わかってるな〜。ショットグラスで少量の梅ジュースとオレンジジュースも嬉しいやん。梅卵のボイルエッグに熊野の塩、ヨーグルトにも和歌山の蜂蜜、もちろん和歌山の野菜。和歌山って全部あるやん。はぁ〜果てしなくゆっくりできるホテルでした。お泊まり女子会婦人会したい。もっともっとホテルで過ごす時間が欲しかったなぁ〜。






違う季節にまた和歌の浦、行きたいな。季節ごとの違う風景と空気と、美味しい食べ物いただきたい!1月末は、やっぱりミカンが最高でした。うふふ。和歌の浦は、ほんまに目にも口にも心にも美味しかったです!