ぶつぶつ日記

「カメラといろえんぴつ」と


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濱田英明さんの写真集「ハルとミナ」刊行記念のトークショーに行った。
写真集が本当に素晴らしい。
何がって、濱田さんの実のお子さんを撮影されてるんだけど、
その距離感がちょうど居心地よいのです。
可愛い可愛いしていないけど、もちろん愛がある距離、目線。
あぁ、これが家族ってものかと思う。
愛しているのは当たり前で、面白い可愛いと思っているのは言わずもがな。

そう、びっくり嬉しいことも。
EXPOでオンエアしたナゴヤユリさんの「しょうゆしょうしょう」を聞いて、
トークショーに来てくれたリスナーさんがいたのです!
そう、ナゴヤユリさんのパフォーマンスもあって、
私も実は初めて見た「しょうゆしょうしょう」のパフォーマンスに度肝抜かれました。
ついつい遠慮しちゃうんだけど次は挙手して巻き込まれたいな。
初めてお会いしたナゴヤユリさんは、とてもチャーミングでした。
いっぱい見たいな。



↓ イベントでいただいたポスターは廊下に。寝室のドアを開けるとあちらから覗き込んでる感じ。
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そして、そんな濱田さんと、私のお山の先生dannyが、一緒に展示をしています。
TRUCK FURNITUREの3階で。
初日のレセプションにお邪魔してきました。
3階があるの知らなかったけど、ポーンと空に放り出されたような抜けのよさと、
秘密基地みたいなコッソリ感のある部屋。
濱田さんの写真と、ダニーのイラストに、本当によく似合っていた。




さて。
ゆったり、たおやかで、しなやかなのに、
なぜか興奮するのはなぜだろう。
絵と写真と、
絵や写真の硝子に映る自分と、灯りと。周りをぐるりと包む人の気配と。
それは、ずばり濱田さんとダニーの気配。
2人に身を委ねて、ここではない場所に行くのではなく。
ここに全てがあるような、満たされた心地で、気づけば涙目ね。

わたしは持っていないもの、きっと手に入らないもの、
わたしの色、あのひとの色、混じらないもの、解け合うもの。
同じものを見て、同じ空気を吸いこみ、別のカタチで吐き出して、でも同じ呼吸。


「仲がいいのかそうでもないのか、よくわからないくらいがちょうど良い」
ってある知人の言葉。
その通りかもしれないなと、何度も腑に落ちるこのごろです。

みんな、ちゃんと愛してます。たまには言葉にしたほうがいいかも。




陽射しが差し込む時間に、また行こう。いつかダニーの絵を部屋に招きたい。

▼濱田英明・Danny展覧会「カメラといろえんぴつ」
http://hamadanny.com
(大阪市旭区のTRUCK FURNITURE 3Fで、2014/12/14まで)



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愛おしい。あぁ、愛おしい!