ぶつぶつ日記

視線


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土井印の取材で、小豆島カメラさん達に会いに、小豆島まで行って来た。
偶然。フェリーの上からスーパームーン。手が届きそう。
夜空に穴が空いてるみたいだった。



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「オリーブのリーゼント」の世話役、名物のおっちゃん"いわちゃん"と予定通りに遭遇。優しくしてもらった。いっぱい笑ってほくほくした。
ヤマロク醤油。奈良県吉野の「ちょぼくブック」で見た、あの桶と小豆島で出会った。100年先を思って、醤油を仕込むための桶から作ることにしたそうだ。
中山の千枚田。棚田が広がる場所。中山農村歌舞伎の舞台では、舞台裏にも偶然入らせてもらった。300年以上つづく地元の人たちの手づくりの歌舞伎、いつか見たい。
吉野浜の夕日は言葉を失った。なんだか涙目になってしまう。
旧醤油会館では、待望の濱田英明さんの写真展を。ご本人にも会えた。音楽を楽しむように、余白も味わう展示。時の流れと心の変化。



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ずっと昔から変わらないもの。この先も守らなくてはならないもの。
そのために出来ること。遠くに投げて、もう一度足下に戻ってきた熱い視線。
夢ばかりではない。足下をしっかりと見つめている。



会ってみたかった人に会えたり、
初めて会った人とも気持ちのよい交流が出来たり、
再会したかった人とも会えたり、
人がいる、人の心の気配がある、そんな景色にたくさん会えて。
本当に良い旅だった。アテンドしてくれた小豆島カメラさんに心から感謝してます。

さて私はどうやって生きていこう。
10年後、20年後、どうなっていたいんだろう。
そんなことを考えつつ、目が冴えて来たので少し甲板に出てみたら、
天候不良で真っ白、立ち入り禁止でジャンボトラやんに会えず。
部屋に戻って、目が冴えて来てしまったなと思ったのもつかの間、
ジャンボフェリーの振動に誘われ、再び眠りにおちました。




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この旅は、土井印コーナーの取材旅でした。
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