ぶつぶつ日記

おもむく

昨夜は、ゲストに来てもらったオオヤさんたちとラジオ終わりで夜ごはんにいった。
そこそこ長らくのおつきあいになるけれど、久々にゆっくり話しました。
深い話を。とても大切な話をできた。

ちょっと前に、10/6に開催する土井印マーケットで御世話になる「和ろうそく大與」の
大西くんとカールと3人でご飯に行ったときも、深い意見を交わしました。

少人数でごはんに行くのは、とても大事なことだと思う。
昨夜、私が遅れてお店につくとオオヤさんが
「こじんまりとした会になりそうだったから土井ちゃんを呼んだ」との第一声。
正解。
少人数だと、濃い話ができる。
わざわざ少人数で集まったのに、どうでもいい話じゃもったいない。

ちょうどRe:S藤本さんとも
「近いうちに僕らは会って話さなアカン気がする」とやり取りをしていて。そのとおり。
会いたいし、会って話すべきことがある気がする。
直接会う、触る、見ることの大切さをあらためて感じている。






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日曜の深夜フェリーで、小豆島にいってきた。
月曜早朝に着いて夕方の便で戻るという、割と無理矢理なスケジュールで突然。
絵描きの友達のダニーが小豆島のオリーブオイル屋さん「イズライフ」で
絵の展示をするというので、搬入に付いて行ったのです。



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ダニーが絵をやっている間、島の人があちこち案内してくださいました。
私の好きな感じが小豆島にはいっぱい。
「常光寺 奥の院 碁石山」「長勝寺奥之院 西之瀧」
岩場、山岳の霊場は気持ちよくて、さらに心が引き締まります。


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「真砂喜之助製麺所」で小豆島そうめんを作っているところを見学したり
「ヤマロク醤油」で100年以上の歴史があるという醤油蔵を見学したり
オリーブ畑で生のオリーブをかじって「うげー」と舌がしびれたり。
オリーブの木は、見に行こうと思わなくても、
垣根代わりなのかと思うほど、どこにでも植えられてました。



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いいところだなぁ、小豆島。
また行きたいなぁ。もっと見たいところがある。
農村歌舞伎ってのがあるらしい。他にもあれもこれも。


でもなんというか、ネットや雑誌で見た話ではなく、
島に暮らす人に話をきいたということが、その温度が貴重で。
自分で見たということ、自分で食べたということ、それも含めて、
体で受け取ることがやっぱりとても楽しい。

人を知ると目に見えない大きな暖かいものが生まれる。
交流すること、人間関係、土地との関係が産むものは本当にいい。
というより、私にはもう、それしかないようにも思える。


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瀬戸内芸術祭2013「醤の郷+坂手港プロジェクト-観光から関係へ-」
グッドデザイン賞を受賞したそうです。
おめでとうございます。

ei cafeにもプロジェクトのイベントにも参加できていないし、
アート作品の展示には全く行けなかったけど、
「醤の郷+坂手港プロジェクト-観光から関係へ-」の入り口は体感できたのかもしれない。







ダニーは、島に行っても子供に囲まれて、展示会場が託児所のようになり、
その間、私は見学にいった真砂そうめんさんで、まさかのグループに遭遇していた!



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まさかの!ファンダンゴ、梅田クアトロ、アメ村パンゲアの店長&レイザーズケンジさん!
なんでやねーん!大笑いです。
真砂さんの弟さんは、なんとつい最近まで神戸varitで働いていて、
家業を手伝うために島に戻って来たそう。
どおりでキングブラザーズのTシャツ着て登場するわけだ。笑

ダニーも私も、結局逃れられない何かがある気がするね。




まとめてしっかり行くのもいいけど、
少しずつ何度も訪ね、積み重ねていくのもいいかもしれない。
何はともあれ、わたしはやっぱり、体感しないと自分のものに出来ないタイプだと、
改めて感じました。
ダニー、誘ってくれてありがとう。



↓オリーブの木の下に現れた妖精だにぽん。
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↓御世話になったちほさんと。突然にも関わらず、初対面にも関わらず、案内してくだすってありがとうございました。
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