ぶつぶつ日記

タムくん


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いつのまにかタムくん絡みの本が増えたなぁ。
(あら?websiteがこちらhttp://www.wisutponnimit.com/に移転したみたい。)



先日、タム君のライブに初めて行けました。
場所は塩屋の旧グッゲンハイム邸。
アニメーションに合わせての音楽。Podさん郁子ちゃんとのセッション。
壁が取り払われたテラスからの海風。雨上がりの庭の匂い。

夏休みのお寺のような穏やかな夜です。
お寺に行ったみたいな、安らか、かつ、力強い気持ちで帰ってきた。



不思議だな。








ここのところ、ずーっと考えてる人生のこと。
生きていく上で大事にするもの。指針。

でも分かんないんだ。
今までずっと守ってきたもの。
それを捨てるわけではないし、裏切るわけでもないけど、
別の学校に進学するようなものなんだ。
どうか私のこと、応援してくれないかな。


しばらく流されてみようと思うんだ。
なるようになるのだと。



昨日、友達とランチしながら話したこと、人材配置の話。
自分で反芻して、なかなか、なるほどな事を言ったと思う。
べきところに、べき人がちゃんと配置されるはず。
私の前にあなたがいるように、
あなたの横にも誰かが配置される。
絶対に意味があって配置される。

感覚で選んで生きてきたような私だけど、
ちょっと論理的に考えて結論を出す練習をしなきゃいけないんだ。
そうやって結論が出せないうちは、感覚で選ばず流されておこうと思う。
きっと、その練習のために、私はここにいるんだ。


ゆれない心が欲しい。

マーマーマガジン「しないこと」の効用を読んでも、
また色々めちゃくちゃ考えています。
だけどさ、ちょっと流れに身を任せてみなさいよ、こまきはん。
ここまで、じゅうぶん、かたくなに自分を守って、歩いてきた。ずんずん。
色んな時期があるさ、人生。
そしてきっと、やっぱり粘り勝ちの女なんだから!これからも。
大丈夫。(と言い聞かせる。)





なんかね、タムくんの描く、マムアンちゃんっていう女の子が、
とても素直で、ややこしい私には憧れのような子なんです。
タムくんが、ぐるぐる考えて、そんな漫画ばっかり描いてた時期のあと、
しんどくなって生まれたのが、マムアンちゃんなんだって。
マムアンちゃんは、子供だから、嬉しいときは笑って、
悲しいときは、素直に泣く。
その姿が、今の私には、とても気持ちいい。
ずっと前は、ただ無邪気で可愛いなと思ってただけなんだけど。

タムくんの作品って、そういうのが多い。
可愛らしいけど、それだけじゃない。
大切なことを、ちょっとクスリと笑える形で伝えてくれる。
大人なところが、とても好き。

初めて生でタムくんの居る空気にふれて思ったことは、
タムくんはやっぱりハートがいいのだなあ。強く温かい考え方、気持ち。
そしてそれをアウトプットした時に、くすぐるユーモア。


ちょっとタイにも行ってみたくなったな。

タム君のアニメーション、ショートショート
vol31「ECHO」が今の気分。



▽私が持ってる本から数冊について。

『マムアン げんきがでる編』(写真・上段左)
イラストと言葉。単なる自己啓発本と思ってもらっちゃ残念です。

『hesheitヒーシーイット』(写真・上段右)
私が最初にタムくんに出会った本。この中に入ってる「部屋」という漫画に感動して泣きました。
ネットで検索しても出てこないんだけど...。
たぶん『ヒーシーイット・アクア』ってのに入ってるっぽいです。読んでみて欲しいなぁ。

『A THOUSAND LEAVES』(写真・下段左)
オーガニックコスメのカタログ。表紙と挿絵をタムくんが手がけています。
マムアンちゃんのピュアな魅力と、オーガニックコスメが持つ魅力が、ベストマッチ。
読んでいるだけで、心から綺麗になっていきそうな本です。
ちなみに、コスメの使い方や効用が示されているのではなく、
色んなブランドの物語が紹介されています。
ハウツーが人を綺麗にするのではなく、
「物の後ろにある話を知る事」が人に及ぼすパワーを物語っている気がします。
「作っている人を知れば、その野菜がめっちゃおいしくなる」みたいにね。


あ〜、マムアンちゃんになりたいなぁ。