ぶつぶつ日記 ダーク 2008.08.06 明け方の、蝉が鳴き出すまえの 青白い時間がすきです 深夜は 深夜の深夜らしからぬ明るさが怖い まっくらな光が届かない深海で、手元だけ白々と照らし出す不気味な灯りのよう 街だなあ 生温い空気が 茶色くて薄い封筒を持つ手に触れて グリーンに囲まれた一軒家から犬の遠吠え 団地から赤ちゃんのヒステリックな鳴き声 窓の下は走る猫と追いかける猫 こころが わさわさする なんとなく 嫌な予感を呼ぶ深夜です