ぶつぶつ日記

ホイミ!ベホイミ!ベホマズン!

680年に天武天皇が皇后(のちの持統天皇)の病気が治るようにと
建てたのが薬師寺




本堂である「金堂」には、病気から守ってくれる「薬師如来」がいらっしゃる。
「弥勒三尊像」がまつられた「大講堂」は導いてもらうために考え学ぶ場所。
ざっくり言うと「金堂」が現在で「大講堂」が未来。


その薬師寺にゆきました。


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こんな自分に会ったのが初めてでびっくりしたんだけど
弥勒さまの前で手を合わせていたら、わたし涙目になっていた!
仏像を拝んで泣くなんて!




確かな気配
ここでこうして何百年前も
もっと前も
誰かが手を合わせていた想い


同じような失敗をくりかえして、全然前に進んでいないような私の毎日だけど、
それは私に限ったことではない


昔からたくさんの人の、そういう同じような日が繋がって、
その流れで、今のわたしがここにこうして存在しているのだ。
だとすれば、くだらない日なんてない。ちゃんと現在も未来へと繋がっている。




過去、現在、未来がつながっていること
本当のこと




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常々おもっていることを
偶然聞けたお坊さんの法話でもきいた
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「人間にとって死という一番恐ろしいものを招くのが病気です。
体が動かなくなるのも病気なら、身の不幸、心の病も病気です。
欲が深くて、不正直で、疑い深くて、腹が立ち、不平不満の愚痴ばかり、
これ皆病気です。」
:::




ホイミ!
ベホイミ!
ベホマズン!
みんながよくなりますように
みんなが少しずつよくなれる
誰かがひとりで損をしたり得をしたりするのではなく
それがいい




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わたし
いくべきタイミングだったのかもしれない
薬師寺に呼ばれてたんだなぁ
本当にすがすがしい気持ちで
西ノ京をあとにしました






桃源郷壺のあと
実はまじめに桃源郷のことを考え続けていて


自分のなかに分泌されるものが関係しているって
きっとそう




わたしやっぱり奈良が肌に合う


蓮の花の鼻歌がきこえる
そこが、桃源郷


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