ぶつぶつ日記

やすみ1、騎士団長とヨーダ師匠

突然おやすみしてご迷惑をおかけしています。
どうにも腹痛が酷くて病院に行ったら、すぐさま手術。子宮筋腫。

入院している間、テレビもラジオもネットも絶って、ひたすら読書。そしてリハビリ。何をするにも腹筋を使っているのだと実感。手術のあとは寝返りも打てなかったのを、座る→ベッドから足を下ろす→立つ→歩く・・・と順番にリハビリ。ただ自分の体のことだけを考えて過ごした。とても貴重な時間になった。本当に。

何より、看護師さんって、本当にすごい。技術も知識も人間力も高い。
看護師さんたちも家に帰ったら、誰かにこんなふうに甘えてられてますように。
ベッドの中で、不安も痛みも丸出しで、看護師さんに頼るたびに、そう願いました。
思い出すだけで感謝で涙目になってしまう。



入院中に、村上春樹「騎士団長殺し」を読了。
イデアとメタファー
時間は長くなったり短くなったりするし、見えているものがすべてではない。
見えないもの、「〜かもしれない」、失ってしまったもの、について考えて考え続けるのも必要。だけど、そののち、考えずに目の前にあるもの見えるものに集中して手を動かす時間も必要。自分をしんじること。

騎士団長とヨーダ師匠が、代わりばんこで私の病室にやって来て、
私に、考えろ、感じろ、どっちも要らんから歩け、
いろいろ言うてくれるような日々でした。

なんとなく、すごく良いタイミングで良い本を読んだ気がする。