ぶつぶつ日記

わたしのすきなパン


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まさかの通り雨に一瞬ひるみつつ。
EXPO'70パビリオンにようやく。

すっごい良かった。
うっかりもう1周してしまいそうな作り。
赤い世界。
人類の進歩と調和。
大阪万博のコンセプトであったり、デザインであったり、
そういうあれこれももちろん大好きなのだけど、
記念館もよかった。なんかぞくぞくしたな。
太陽の塔の中に入ったときの感覚をちょっと思い出した。
実は友達のspica desighがデザインをお手伝いしてるのです。
頑張ったなぁ。興奮した。よかったよ、井上くん!


もっとゆっくりしたかったけど。タイムリミット。
また行きたい。行かなきゃ。





あじさいは
まだまだこれからという感じだった
「こあまちゃ」というあじさいの葉っぱを生でかじってみる
「一瞬苦いけど、後味が甘い!」と言われ半信半疑で私もかじる
ぶどうの皮のような爽やかな苦みと甘み
うそみたいな展開
なにやってんだか30overs
あじさい俳句コンテストなるものをやっていたので
あじさいにちなんだものを3つ書いてみた



ゆっくり公園内を歩いて、ひたすら喋る
バラが咲き誇っていて、ちょっと心がザワっとした



蛍祭り(なんと最終日)なんてのも

生まれて初めて
蛍が飛び交うのを見た
芯のある強い光を放って
ゆっくりと、しずかに、飛び交っていた
声を出すのが憚られるような幻想的な絵だった




そして、メインイベント
太陽の塔
目が点灯
想像以上にまばゆい尖った光り方だった。
どこかに目がけて視線を投げるというより
ぴかーんと目を見開いている感じ。

予想してたのとは違う光り方だったけど、強烈だった。
足下がグラッとした。




そして、こないだあやのちゃんと訪ねた鰯のお店に再び。



よく歩き
よく喋り
よく笑い


帰りにいつもひと切れの自家製パンをお土産にくれる
持ち帰ってホンヨリしていると、その香りがしてくる

そうしたらあらためて、ついさっきの美味しい料理と、
料理の並んだテーブルを囲んだ心豊かな時間を思い出すのだ。
そういう反芻時間をくれる魔法のパンなのです。



今日もまた
涼しい台所
キャンドルの明かり
パンの香り

フラッシュバックする
赤いバラ
水色あじさいの蕾
かたくなな黄緑
せせらぎの音
小さな光ふわり




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あじさい俳句3つ。こっそり。あじさいって可愛いね。いじらしい。
* いそがない 決めたのだから いそがない
* みないでよ 考えるから 赤くなる
* あまいかな かみしめてみる 初夏の味