ぶつぶつ日記

雲がちぎれるとき(2006/5/21)

みどないとがれーじ生放送のあと
急いで用意して
頭もぬれたままアーバンライナー乗車、愛知へ
Rock on the Rock」です!
あやのちゃん、潮音ちゃん、おおはたさん、Caravan、bonobos、音速ライン…
知り合いだらけ、見たいアーティストだらけでしっかり見るのも忙しい。
ま、言い訳と言われたら仕方ないんだけど
しっかり見る気になれない野外フェスほど、私は好きで、ずーっとココロに残っているのです。
感覚として刻み込まれるのです。
で、まさしくそんな感じでして
誰のライブがどうで・・・というようなことは省きます。
が、やっぱりすごく素敵な空間でした。


うわさに聞いていた岩壁はまさに岩!
その前にメインステージ。
そしてもう少し海に近いところに小さめのステージ。
そして空と三河湾。
こじんまりとしていて、とてーも心地よい会場でした。
2001年のフィールドオブヘブン&アバロンフィールドみたいな感じ。
オーガニック素材の洋服とかも売ってたり
足湯コーナーがあったり
みんな笑顔!
絶対いい人ばっかりなわけないと思うんだけど
フェスに来るといい人になっちゃうんだろうなぁ。
なんかそういうのいいよね。


初めて行った1999年のフジロック
とにもかくにも見たかったUNDERWORLDが、めちゃくちゃ気持ちよかったんだけど
その他にも見たかったし見たし良かったけど
ほとんど細かいこと覚えてなくて
ただ、遠くにUAの歌声を聴きながら木陰で昼寝したのが
とても心地よくて夢のようでした。
そのとき感じた感覚を、今日UAを見ていて、思い出した。


「以前感じたであろう、この感覚」が、いつ感じたものだったのか思い出そうとしていたんだけど
Caravanのパーカッションのオミゴトさんが隣でポソリと言った一言
「UAは何か奇跡を起こそうとしてるね」って。
これで埋もれていた回線が繋がった。
その時は、なんかちょっと言葉がうまく出なくて言えなかったんだけど
オミゴトさんにも伝えたい。
UAの歌って人工ではなく天然のモノと素敵に響き合う。
自然を愛でるというより
自然の中に入り込んで、人の言葉ではなく違う言語で自然のモノと対話する感じ。
森に入った時、木の上のほうから聴こえてくる
小鳥達のおしゃべりみたいに
遠くで聴こえるUAの歌声が最高に素晴らしい。
帰り道、夕暮れ、海のさざ波を左に感じながら歩く。
会場から聴こえてきたのは「雲がちぎれるとき」。
これ、今日の私の一等賞の1曲でした。


そんでもって
手羽先食べて帰って来ました。おいしー。