ぶつぶつ日記

ある




通っている茶道教室「茶論」が、インスタライブを配信してくれたので、見ながら一緒に自主練してみた。本当に久しぶり。お茶を点てるという行為も、茶筅の竹や抹茶の香りも、心を少しスッとしてくれた。こんな気分の時こそ、お茶を点てるのは良いかもしれない。


今までずっと、あちこち飛び回って取材して、いろんなことを感じて、持ち帰った事や思いをラジオの電波にのせてきた。それは今は出来ない仕事の仕方。違う方法を探す。違うことを探る。たどり着こうとする先は同じだし、目的は同じ。自分に取り込んだ色んな事や思いをラジオの電波にのせて届けたい。そして暇つぶしや気分転換に使ってもらいたいし、願わくば聞いてくれた人の暮らしが心豊かになってほしい。音楽を真ん中に置いてね。目的は変わらない。

変えても大丈夫なところ変えるべきところは、変えることができるぞっていう気持ちが、あると無いではだいぶ違う。


先日、ラジオに届いたメッセージ(ツイッターだったかな)で気になったことがあって。オンエアでは触れることができなったのだけど。「開き始めた世界が閉じてしまった」というような内容だったと思う。そんなふうに思わないでほしいなと思ったので、こんな話を書いてます。「ラジオを介して、色んな友達が出来始めたのに、ライブに行けなくてみんなに会えない」ということかなと想像しているのですが。実際に会って同じ時間を共有するのって、確かに素晴らしいのだけど。そもそもラジオって、「ただ聞いているだけなのに、仲間がいるような気がする」のが楽しいなと、私は思うんです。そんなふうに私は子供の頃からラジオを聴いてきました。SNSなんてないし、リスナー同士で会う機会なんてなかったし、私の他にリスナーがいるのかさえ分からなかったけど、それでもなんとなく仲間がここにいるっていう気がしてた。

世界は閉じてなんかないですよって言いたい。
そんなふうに、自分の毎日とか、楽しみとか、人生とかを諦めて欲しくない。
きっとね、このステイホームな日々を通して、大小あれど世の中の仕組みは変わると思う。
でも、それは悪いことではなくて、例えば人間が心豊かに生きていくという目的のための、手段が変わるだけだと思うんです。例えば以前は時短優先で食事を済ませて、長距離移動してライブに行って心を満たしてたところが、食事を作るところからゆっくり時間をかけて、音楽を聴きながら食事を楽しんで心を豊かにする・・・というふうに変化したり。例えばね。

ラジオの生電話インタビューで志磨くんの声を聴いて「志磨くん会いたいわ〜〜〜〜〜!」と言ってしまうほど、友達に会えないのはもちろん寂しいし、収入と支出のバランスが明らかにおかしいから不安だけど。
まずは「ある」ものになんとか目を向けたい。
世界は閉じていないですよ。きっと。目的を達成するための別の方法がある。
そしてもしかしたら、そもそも別の目的を見つけちゃうかもしれない。それはそれでいいんじゃないかな。
とにかく、閉じてなんかないです。



アナログフィッシュの「Life goes on」という曲に
『遠回りじゃないよ
真っ直ぐな道を蛇行しているだけ
楽しいことをしよう
また悲しい出来事に
出会ってしまうとしても』
という歌詞があって、この曲を送りたいです。


↓いちばん左上のCDね



https://open.spotify.com/track/0IvNO1mVwIpDrDiSMVYjoL?si=eidb_04MRFS5jox23ziLiw

それと、私自身も変化できるところは変化しようと挑戦しようと思いまして、インスタライブもテストしてみました。付き合ってくださった方、ありがとうございました。何も考えていない立ち話くらいの感覚なので、アーカイブは残してません。またやりますね。ラジオがあるときは余裕がないので、たぶん週末になると思います。暇つぶしにでも気分転換にでもしてもらえたら。

では。これまでの人生、まだ起こっていないことを心配ばかりしてたような私も、頑張るよ。