ぶつぶつ日記

幻のトンネルの先

ずっと脳裏でアルペジオのインストが流れてる。長い魔法のトンネルを行ったり来たり。ジャケットの模型の中に入ってしまったみたい。自分のことを考えたり、小沢さんがいた頃の東京を想像したり。私の憧れの町だった東京。結局自分の暗黒時代を思ったり、リバーズエッジを思ったり。

存在したかもしれない世界って、小沢さんは言った。どこかで存在してるかもしれない。時間が流れること、歳を重ねること。トンネルはどこにでも繋がってる。ずっと考えてる。

生放送中に1つだけ質問をした。年を重ねていくことについて。先輩になることについて。帰り際、小沢さんは「うまく答えられなくてごめんなさい。ずっと考えてることなんですけど、ホントに。」って言ってくれた。


「リバーズ・エッジ」はやくみたいな。トンネルから出てこれなくなるかもな。わたし土井会議をしがちだから。部屋で三角座りしてた二十代のほとんど。でも早く見たい。吉沢亮くんの横顔にピタリとハマってるって、小沢さん言うてた。最初の一音を。劇場で。
10代はもっと暗黒やった。ちなみに。人生、今がいちばんたのしい。あのころのあれがあって、今のわたしが出来上がってるからいい。


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と思っていたんだけど。見た。映画館で見た。
映画「リバーズエッジ」の後味の良さよ。
エンディングに流れる「アルペジオ」が本当にピタリとハマっていてマジカルだった。
あの二人の上に光が射すように、遠くから降り注ぐように、流れ出す「アルペジオ」のイントロ。
曲中に出てくる、二階堂ふみと吉沢亮のラップが、また効いてた。
若草さんと山田くんであり、、、、みなまで言うなと。
映画館の帰り道、心の中に光が降り注いでいたのは間違いない。





京都精華大学ポピュラーカルチャー学部の授業で、お話する機会をいただきました。いろいろと自分の仕事についてや、これからのこと、考えるいい機会になりました。ありがとうございます。

色々、進路に悩む人へ、書いたけど消した。
私がどんなに真剣に考えたって、届かない。
あ〜、届かないんだなって思ったから、やっぱり書かない。
先輩だって、真剣に対応するんだから、ちゃんと聞いてもらえないと傷つくんです。