ぶつぶつ日記

2泊3日のHang Out ! 北海道〜day1

今回の旅は「小樽、余市、真狩、留寿都」初めて知ったんだけど北海道の中でこの辺りを「後志(しりべし)」って呼ぶそうです。駆け足だったけど、後志は美味しい素材がいっぱいあって、それを生む豊かな自然があります。自然を丁寧に扱っているから豊かであり続けるし、美味しい素材を生むことが出来るんだろうし、農家や漁師の皆さんの仕事に感服します。美味しい!綺麗!と大騒ぎしながらの2泊3日でしたが、後で振り返ってみるとそんなことを思う旅でした。







まず初日。空港から小樽まで直行!ランチは小樽、祝津港の人気店「青塚食堂」で。店先で豪快に焼いてくれるニシンやシャコなど、どれもこれも見たことがないほど大きくてびっくり!ニシンって、ニシンそばのサイズしかイメージなかったんですが、大きすぎて!嘘でしょう~?っと大騒ぎに。小樽沿岸では、ニシンが産卵のため大群で押し寄せて、産卵・放精によって海の色が乳白色になる現象を群来(くき)って呼ぶそうです。その名を掲げた「小樽群来太郎丼」という丼もあります。揚げたニシンに、昆布だしの甘辛い醤油タレ!












「なに、あの魚?」










怖い顔をしてます。八角(ハッカク)っていう魚。初めて!お刺身でいただいたんですが、脂がのっていて、でもあっさりとしていて美味しかったです。実はシャコも初めていただきました。浜茹で!小樽産のシャコは「シャコ祭り」が開催されるほど、ぎゅーっと身が詰まって、味が濃くて美味しいんです!
あと、イカが好きなんですが、立派な姿焼きも本当に美味しかったです。


(このフォトフレームを使って遊ぶのが楽しくなり始めて撮影大会に。大変。早く食べろ!笑)

























近くにある海辺のガラス工房「KIM GLASS DESIGN」へ。
職人・木村さんによる華麗で繊細な一品物たちが、お手頃な価格で手に入ります。オーダーがあれば何でも作ってくれるそうです。木村さんがユニークな方で、透明の鏡餅がとってもチャーミングでした。これ、みかんが蓋で外れるんですよ!中にお米を入れて、白い鏡餅になります。ナイス!ほしい~!









小樽中心部に戻ったら、明治時代の洋風建築が残る「銀行街」の、旧三井銀行小樽支店へ。頑丈だからダイナミックに吹き抜けにできる。それでいて、いちいち細工が本当に素敵。地下の貸金庫は湿気から守るためにバスルームみたいになっちゃった。死角をなくすための合わせ鏡が摩訶不思議。本当、大好きな類の建物でございました。高くて広い真っ白な天井を利用してプロジェクションマッピングが実施されてます。天井のデザインをしっかり活かしたプロジェクションマッピングで、いいなって思いました。





















おやつに、Rihwaちゃんオススメ①、かま栄の「パンロール」。すり身をパンで包んで揚げてあります。ちょっとミンチ肉が入ってる?他にも気になる練り物たくさん!でも晩御飯があるので我慢。
そして夕刻には、イルミネーションに染まる「青の運河」へ。運河クルーズ体験の前後には、小樽プロダクトを集めたオシャレな「UNGA+」というブランドを「運河プラザ」でチェック。小樽に古くからある商品を、今のデザインにしたら、こんなに素敵に成っちゃいましたってやつです。運が上がりますように「運がプラス」。そうそう、サカナクション一郎くんは、そういえば小樽出身でしたよね。幼い頃のアレとか、サカナクション以前のアレとか、いろいろ展示されていました。一郎くんにギターを教えたというマスターにお会いしました。マスターは「彼は随分良いように言ってくれるけど、自分はマイナーコードを幾つか教えただけだから。」っておっしゃってました。良い関係だなぁ。




















締めは「オステリア・イルぴあっとヌォーヴォ」でディナー。
地元食材を仏・伊の伝統的な調理法でアレンジした数々の絶品料理の中でも、魚のスープをベースにした「コトリヤード」は必食!ミルク仕立てで、海鮮のお出汁が出ていてめちゃうま!シャコのガラも出汁をとるのに利用しているんですって!また出た~シャコ~!もちろん具材としてもシャコ入ってます!どーんどーんと豪華な具材が入っているんですが、それより何より、スープ自体が美味しくって!水筒に入れて欲しいくらい!イカスミリゾットも美味しかったなぁ~。

私、シャコを初めて食べたわけですが、いきなり和洋いろいろなお料理で味わって、朝起きたらシャコになってるんじゃないかって思いながら、ベッドに入りました。








※オマケ写真:ホテルのロビーに昔の看板が。ついつい、こういうのマジマジ見てしまう。







※オマケ話:祝津港「青塚食堂」なんですが、めちゃくちゃ海鮮が美味しいのに、地元の人はここに行くとカツカレーを食べるらしいんです。嘘でしょう?って思ってたけど、ほんまやったー!!嘘でしょう?なんで〜?