ぶつぶつ日記

経る

FLAKE RECORDが10周年。
おめでとうございます。

DAWAさんはタイミングを掴むのが上手い気がする。あ、そうでもないか。下手な部分もあるけど。
誰かを誰かに紹介したりされたりしながら、点と点が繋がって、線になって、太くなって絡み合って、ややこしくなって誰かに助けてもらって解いたり、誰かを助けるために首を突っ込んだり。自然な流れで、また時には頑張って流れを変えて、そんな日々の重なりがある。
日々のレコード屋さんの営業があって、派生するアレコレがあって、周年の楽しみがある。都度、都度、ベストであろう努力を重ねている。天晴れです。


店や会社だけではなく、人の営みにおいても一緒だと思う。
誰かを誰かに紹介したりされたりしながら、点と点が繋がって、線になって、太くなって絡み合って、ややこしくなって誰かに助けてもらって解いたり、誰かを助けるために首を突っ込んだり。自然な流れで、また時には頑張って流れを変えて、そんな日々の重なりがある。
日々が重なるというのは、年を重ねるということでもある。最近わかった。特に子供の頃は目に見えて「出来ること」が増えて行くけれど、そのうちいろんな要因によって「出来ないこと」が出てくる。だけど、その時にしか出来ない日々の楽しみ方、生き方があると思うわけです。その年、その時にしか出来ないことがある。それを上手に掴んで生きていきたいものです。夏には夏の、冬には冬の楽しみがあるように。


ゴッチの「Gotch & The Good New Times」としてのライブを今回2本見れた。それを見ていてすごく感じたのは、「今」を楽しく生きるというのはこういうことだなと。「老い」は「衰え」ではない。この夏ちょうど「風姿花伝」を読んだのですが、「花」というのは若いうちにだけあるものではない。若い頃は誰にでも「花」がある。熟練の「花」というものがある。芸事以外にもこれは当てはまると思う。その時、その時のベストを尽くす日々の楽しみ方をしていけば、きっといつも「花」があるのではないかと。「老い」ても「衰え」てはいないのではないかと。

なかなかできることでは無いとも思う。例えば、体力が落ちてしまったら、どうしても凹んでしまう。でもその時の体力に応じたベストな日々の楽しみ方をしたらいいんだよね。きっとそれは若い頃には出来ないことでしょう。だから「老い」を認めるのは決して後ろ向きなことでは無いと思う。

こんな話、ゴッチのライブを見て思ったって言ったら怒られるかな。でも思ったんだものね。さて今ここから、どんな日々を重ねて、どんなキャリアを積んでいこうか。そういう話。

全てタイミングってあると思うので、うまく掴んで新しい自分に出会い続けたい。タンテとシェフがコラボシングルをリリースしたんだけど。お互いに新しい部分を引き出しあっていて、とっても素敵。あとは口ロロがバンアパをフィーチャーしたミニアルバムも最高。こういう関係ってすごく羨ましい。タイミングだったんだろうな。タイミング。




10月になりMIDNIGHT GARAGEが15周年を迎えました。ということは「土井コマキ」も15周年なんですよね。15歳になりました。おめでとう。ありがとう。どんな「土井コマキ」を作っていこうか。私は一緒に作ってくれる番組スタッフに恵まれている。
BEAT EXPOも、この10月でちょっとリニューアルすることになり、みんなでちょっとずつ挑戦しようとしている。びっくりするけど、もう若手じゃない。ベストを尽くす楽しい日々を重ねていきたい。相変わらずなのは、相変わらず。


ちょうど、自分に取って良いタイミングで、802のエントランスもリニューアルされた。イラストはYUGO.で設計はgraf。最高だ。エレベーターが開いた瞬間、ハッとする。よしって思う。今日も明日も頑張ろう。多分頑張れない日もあるけど、その時の、その感じを十分に味わって生きていこう。


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