ぶつぶつ日記

超個人的「想う壺ツアー in 小豆島」案内・その1

先日、小豆島に「想う壺ツアー」の打ち合わせに行ってきました。
みなさん、本当にいい方ばかりで、いろいろと考えてくださっていて、嬉しい。
どうしたら喜んでもらえるかな?って。
それもこれも、一緒に準備してくれる小豆島カメラちゃん達が、普段暮らす中で、たくさんの人たちと信頼関係を築いているから。ありがてぇなあ。

20160604_01

20160604_02

20160604_03

20160604_04

さて、バスツアーで回る先を、少しずつ紹介していこうかなと思います。

まず朝イチバンに向かうのが、小豆島遍路2番札所の「碁石山」。土井印で紹介しました「小豆島女子へんろ」の企画を始めた慈空さんがいらっしゃいます。岩屋の本堂で、護摩焚きをしていただけます。慈空さんの読経が響く中、暗闇に上がる炎。荘厳です。「良い1日になりますように」。そして「浪切さん」と呼ばれて愛されている石仏がですね、えらい崖に居てはるんです。ロケーションもすごくてぜひ行って欲しいです。階段を上がって海と空が見えてきた時の風景は、何度お参りしても「あ〜、やっぱり最高やわ〜」と声が出ます。(ご挨拶に行った時も小豆島カメラちゃんから、その一言。地元なのに!)


そして「ヤマロク醤油」。小豆島にはたくさんの醤油蔵が軒を連ねています。それぞれのお醤油屋さんに、それぞれ個性があって、同じ土地で作られているのに違いがあるのって、面白いですよね。醤油蔵を回って違いを楽しむのもオススメです。今回は、醤油ソムリエの黒島慶子さん曰く「社長の情熱に触れる醍醐味」が味わえる「ヤマロク醤油」を見学します。実は、醤油を仕込む木桶を作ることができる職人さんが居なくなるかも・・・という現状があるのですが、「それは困る!醤油が作れなくなる!よし自分で作る!作り方を教えてください!」ということで、なんと社長自ら木桶職人のところに修行に入り、技術を習得!今度は全国の木桶が必要な仲間と技術を共有!「木桶職人復活プロジェクト」を立ち上げちゃったという強者です。もちろん、お醤油も美味しいのでお楽しみに。自宅用、お土産用と絶対何本も買ってしまうと思います。重いとか関係ない!


瀬戸内国際芸術祭2013の作品「オリーブのリーゼント」は、オリーブ畑の中に置いてあります。その畑の持ち主である「岩ちゃん」というおっちゃんも含めて(!?)人気のスポットです。岩ちゃんがベストなアングルを教えてくれるので、たくさん写真を撮って、岩ちゃんに癒されてください〜。実はこの辺りには岩ちゃんの家の建物がいっぱいあります。昔はお醤油屋さんだったそうなのですが、戦争で廃業し、戦後は佃煮屋さんになったり、麹室として蔵を貸したり、、、。岩ちゃんの家系の人たちは、その時代に求められるがままに、場所を提供して地域や他の人たちの役に立とうとして変化してきたお家柄なのだなぁと、いろいろ妄想しちゃうのです。そして岩ちゃんは「小豆島をオリーブの島に」というプロジェクトに参加して、自分の土地もオリーブ畑にして、さらには芸術作品を置いて手入れもして、私たち観光客を楽しませてくれる・・・なんだかグッとくるのです。(超個人的な妄想&感想です)(ちなみに今年の芸術祭でも蔵を提供されています。今回のツアーでは見学できませんが、芸術祭会期中にぜひまたどうぞ。)


長くなってきました。
超個人的なツアー案内。今回はこの辺で。続きはまた今度。


最後にbonobosのライブ映像を。
この曲、小豆島に似合うと思うねんな〜。やってくれるかな。
想う壺は蔡くんの弾き語りになります。楽しみ。
ツアー予約も、ライブチケットも発売中&受け付け中です。



この曲、歌詞も素晴らしくて。
〜以下引用〜
日だまりを行くといい
愛することに出会うといい
あたりまえの営みを どうかあなたは続けてね
行きたいところに行けるように
なりたい者にもなれるように
できればわたしも滅ばずに あなたの未来のそばにいたい

彗星と巡り合う空
フィヨルドで出会うクジラ
飛び交う星空の数々
秘密の森の黒いトンボ
お腹のふくれたニジマス
ミツバチの飛び交う羽音
朝霧にぬれた大根
鮮やかに湯がいたオクラ

笑うことに疲れたり
悲しむことに疲れたら
夕凪の海に出るといい
言葉の渚に立つといい

そこは光の苗床だ
そこは命の苗床だ
あなたの未来に祝福を
圧倒的な祝福を

辺り一面に菜の花
辺り一面に菜の花
辺り一面に菜の花・・・

〜〜〜


◎ツアー申し込み締め切り:6/20(先着順)
申し込み方法、ご注意など、詳細は
https://www.doikomaki.com/etc/2016/05/shodoshima.html

◎想う壺 in 小豆島:蔡忠浩ライブチケット販売場所など
https://www.doikomaki.com/etc/2016/05/-in.html