マンモスアパート
西長堀アパートのリノベーションモデルルームを内覧してきた。58年ぶりの再デビュー。建設当時は、都市型高層アパート第1号。マンモスアパートって呼ばれていたみたい。
ドアノブ萌え、ガラス萌えでした。もう、とにかく無駄と思われそうなところに、細かいデザインが施されていて素敵。モダンて言葉がぴったり。
昭和33年建てられた頃のままに、わりと近い状態で残っていた部屋は、復刻モデル住宅として保存されていて、見学できる。和洋折衷具合がたまらなく粋。今でもあの場所の11階建てって見晴らしがいいんだけど、当時はもっとだろうな。当時最先端のオシャレなこの高層アパートでスノッブたちはどんな暮らしをしてたのかな。みんなが憧れるライフスタイルだったんだろうな。司馬遼太郎はどんな文章を書いては消したのか。
古くなったから建て替えるのではなくて、古くて素敵な部分を活かしながら、現代の生活スタイルで暮らしやすいようにリノベーションして、住み継ぐ。それが、いまの気分だと思う。ある意味やっぱり、このアパートは最先端でオシャレだな。
あー、友達抽選あたってほしいー。