きょうのできごと〜アメ村らへん

2013.10.23

ミナミホイールが終わっても、やっぱり私はミナミが多い。

某日
柴崎さんの「よう知らんけど日記」書籍化記念のトークイベントに行って来ました。
お話相手はdigmeの古谷さんと、「よう知らんけど日記」の挿絵を描いているゴンゴン。
BEAT EXPO土井印を聞いてくれている人にとっては「お風呂に富士山を描く風呂ンティア」の人、といえば分かるかな。
その昔、堀江にあったdigmeで古谷さんに紹介してもらった。私の周りに小説を書いている人なんていなかったから、最初は何を話したらいいのか分からなくてドキドキした。しばらくして「きょうのできごと」が映画になったり、柴崎さんが東京に出たり。当たり前なのかもしれないけど、柴崎さんのくれた手紙があまりにも柴崎友香節で、彼女の住所までが柴崎友香的に思えました。
とにかく10年だって。きょうのできごとから。
すごい年月を経てdigmeでこの顔合わせ。ぐっとくる、ぐっとくるって。

で、「文藝」2013冬号に、「きょうのできごと、十年後」が掲載されています。
映画化されたときに行定監督と10年ごとに続きを作ろうという構想があったんだって。
なんか、すごいいい話。
きょうのできごとって、そう10年前も10年後も、昨日も明日も、ずっときょうのできごと。
いろんな「きょう」が続いてる。
ええ話やん。
10年前のきょう、きょう、10年後のきょう。

イベントのあと、ごはんの席での会話が、
あいもかわらず、ほんまそのまま「きょうのできごと」で、
というようなことを10年前とかも思ってたように思う。

なんかもうほんま、柴崎さんがすきだ。