生命力
ベランダのプチトマトが赤くなった、その夜。
初来日のLaura Mvula@ビルボードライブ大阪
アルバムの1曲目の「Like The Morning Dew」からライブはスタート。
その最初の1音を聴いたとたん、鳥肌がたって涙目になってしまった。
あとは、もうずっとその状態。
バンドの編成は、ローラがピアノと歌。
ドラム&グロッケン、バイオリン、チェロ、ウッドベース、ハープ!
音源ではローラマヴーラが1人で多重録音しているコーラスを、
ライブでは6人全員で、ほぼずっと歌っているような状態。
それがまた素晴らしいハーモニーで、完璧!
花が開く瞬間や、子牛が立ち上がる瞬間みたいに、生命力を感じた。
日があける瞬間のように、美しくて神々しくて神秘的。
人間だって、地球を構成している生命体なんだって感じさせられる。
繁殖能力あがりそう、子宮力アップとかいうと、なんか安いけど。
どの曲も本当に素晴らしかったんだけど、
「Flying Without You」で、彼女の歌声で「Fly」と聴くと、
大きな翼を広げて、たくましく羽ばたくような感覚がして、
広い空へ舞い上がるような開放感で、ゾクゾクした。
本当に早くまた見たい。
ご本人は、とてもチャーミングな方で、
ほんとますますゾッコンになってしまいまいました。いや〜まいった。
ライブ前に収録させてもらったインタビューを、来週の(水)にOAシマス。
歌詞もいいんです。本質的で、人間的で、等身大な感じ。
ふわふわとした心地で帰宅し、茄子の揚げ浸しを作りました。
ちゃんと暮らしたい。