イブのバイオリン
気になってたんよね、このCMの曲。
シアトル生まれのKishi Bashiというミュージシャンでした。
で、今日はFLAKE RECORDSで、そのKishi Bashiのインストアライブを見てきた。
すごい!ほんまにすごい!
1人で!バイオリンだけで!ライブ!
バイオリンと声を多重録音していくスタイルなんだけど、
ヒューマンビートボックスや
バイオリンをウクレレみたいに弾いたり
今録音したものの速さを変えて使ったり。
声とバイオリンだけとは思えない、色んな音が!
魔法使いか!
リフレインする日本語のセンテンスが
よく聴くと「どうせダメだけどやめられない」とか、うーん、うまいなぁ。
かと思えば、1人シガーロスとでも言いたくなる、壮大で荘厳な雰囲気もあり...
このバランス。
いやー、ほんとにズルイとしかいいようがない格好良さです。
存在がパンクや。マイリマシタ!(しかもモヒカンやねん!あれこれウラハラすぎる!)
明日12/25はdigmeでライブがあるので、ノックアウトされたので行きます。
みなさんも、もう絶対に行くべきです。
にしても、なんか魔法使いみたいな人に今年はよく魅惑されたなぁ。
昨日のポラリスのライブも、泣きそうでした。
ポラリスにしか押せないスイッチが、私の中にはあるようです。
ずっと忘れていた感覚を思い出しました。スリープしてた何かが起動した。
って、流れで、今年を振り返っての4枚。(とりあえず)
▼左上:cero「My Lost City」
http://www.kakubarhythm.com/special/mylostcity/
ほんとびっっくりした。この音楽を日本語で、しかもポップにやってるとこがすごい。
ライヒっぽいミニマルもあって、いやはや。
▼右上:トクマルシューゴ「In Focus?」
http://www.shugotokumaru.com/infocus/
BEAT EXPOのマンスリー企画でもお世話になりました。トクマルさんのライブ見れなかった。次から次へといろんな楽器が出てきて「飛び出す絵本」または「からくり時計」みたいなんですよ。子供みたいにピュアな目でワクワクしてしまいます。
▼左下:OGRE YOU ASSHOLE「100年後」
http://www.ogreyouasshole.com
オウガも、ほんといつも新作が出るたびにびっくりします。
「前回も良かったのに、今回もっとすごい!」ってどんどん深化してくなぁ。
終末感が、安堵感と多幸感をもって感じられる、すごく素敵な1枚。
これまた、ライブ絶対見たいかったのに行けなかった。
いつかワンマン見れたら感激で気絶するかも、わたし。
▼右下:Dustin O'Halloran「Piano Solos Vol.1 and 2」
http://www.inpartmaint.com/shop/dustin-ohalloran-piano-solos-vol-1-and-2/
今年来日したときの記念盤「Other Lights」を聴いて虜になってしまったダスティンオハロラン。
切なくて懐かしくて美しい。今、自分の目の前にある世界が映画みたいに見えますよ。
栞の展示準備をしながら、ずーっと聴いていて、展示中はお店でかけてもらってました。
都合が合わなくてコンサートに行けなかったのがすっごい悔やまれます。
なんか、今年のベスト10とか考えようかと思ったんだけど、決めきれないので、
これから年内は、ざくざく気まぐれに書いてみます。