ぶつぶつ日記

DESIGNEAST03、行ってきました

以前、番組でもお話した、「DESIGNEAST03」最終日に行ってきました。

土井印でおなじみ料理研究家の堀田さん×grafのファンタスティックテーブル。
メニューは、参加型のサンドウィッチプレート。

コの字型に組まれたテーブルを回って、
自分で選んだ素材をプレートに載せてサンドウィッチを作るというもの。
最初はパン選び。食パン、全粒粉入り、ハンバーガー、どれがいい?
次は、野菜。生野菜もあれば、マリネも、ちょっと焼いたものも。
そして、卵はゆで卵?フライパンがあるので、目玉焼きでもスクランブルでも、
各自好きに調理します。
マスタードもいっぱいあるし、ソースも自分で作る。
好きなオイルと好きな酢に、香辛料はホールで置いてあるのを、自分で砕く。
最後に堀田さんがメインを焼くグリルコーナー。
ハンバーグ?ソーセージ?チキン?
スープも貰って、プレート完成!
みんなそれぞれですね、ほんと性格が出る。サンドウィッチ占いが出来そうなくらい。

ラスボスの佇まい。堀田さん。
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私のは貧相です...人柄が出てしまう。みなさんモリモリで綺麗で、もっと美味しそう。
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アメ村の食いしん坊と遭遇。美味しいものがあるところには絶対。
カール、ちょーちゃん、スタンダードブックストア中川さんと。

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今回のDESIGNEASTのテーマが「状況との対話」ってことで、
ずらり並ぶ素材たちと対話して、どんな味になるかイメージしながら、選んでいく。
おもしろかったです!もちろんおいしかったし。






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楽しみにしていたシアタープロダクツのワークショップ「THEATRE, yours」にも、
バッチリ参加してきました。汗だくになりながら。
好きな型紙を買って、好きな生地を買って、その場で裁断、縫製するというもの。
私は、縫い合わせる作業がない(!!)ワンピースを選択。
簡単っていうのもあるけど、その型紙がすごくユニークだなと思ったので。

最後に自分の作ったものと一緒に、写真をFBに載せてくれる。
THEATRE, yours workshop00 DAY3 2012/09/17




で、参加する前に抱いていた「服屋が型紙で服を売る、真意とは?」という疑問の答え。
今回販売された型紙には、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスが付いています。


クリエイティブ・コモンズ・ライセンスって何?って話ですが。
ここから先、どきどきしながら書きます。間違ってたらどうしよう。
でも、すごくおもしろい話だったんです。私にとってDESIGNEAST03からの、最大の収穫。

だから、書いてみます。ここを読んでいる弁護士さん、もし間違っていたら教えて下さいね。


いろんなものに、「All rights reserved」って書かれているのを目にします。
その作品に関する全ての権利を主張するってことですね。
そうではなく、権利の一部だけを主張するのが、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス。

例えば、
「原作者の名前とタイトルを表示してください」というマーク
「改変しないでください」というマーク
「営利目的には使わないでください」というマーク
などを、組み合わせて表示することで、自分の権利を選んで主張できます。



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ということで、
シアタープロダクツの型紙に戻るわけですが、
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス「表示 - 非営利 2.1 日本 (CC BY-NC 2.1)」の
表示があるので、(上の写真に写っている、右下のマーク)
型紙を買った私は、シアタープロダクツの型紙をもとにアレンジしていると明記すれば、
非営利に限り、型紙に手を加えて使ったり、配布したりしていいわけです。

なるほど、なるほど。
色んな人が、今回の型紙に手を加えたとして、どんなことが起こるのか。
未知数ですね。壮大な実験みたい。

かつ、型紙なんて、今までは勝手にどんどんアレンジして、
例えばお母さんが子供に作ったりしてきたわけで、
そこに、あらためてライセンスを表示することで、どうなるのか。これもまた実験的。


音楽だったら、すごく分かりやすいと思います。
「原作者の名前を書いてくれたら、非営利だったら、どんどん使ってください」って意思表示をして、音源をネットで公開して、どこかの誰かにリミックスしてもらうのを待つ...とか、おもしろいですよね。
坂本龍一さんなんかは、すでに、All rights reservedも含めて、いろんなライセンス表示を使い分けているそうです。
さすが。

私にも何かできるかも。(しなくていいから!)
また私の中の「遊びたい虫」が騒いでます。
普通にラジオ番組だけやってたらいいのに、いてもたっても居られなくなっちゃうんですねぇ。






そんなかんじで...
DESIGNEAST03、おもしろかったなー。やっぱり刺激的でした。
スピーカーズコーナーのサイズ感が聞きやすくて、話に集中出来て良かったな。
もうちょっと、突っ込んで聞いてみたいって思える時間配分も、ちょうど良かったかも。
大原大次郎さんの文字の話とかも、聞いてみたかったなぁ。
あ、堀田さんの食べることのお話も、ね。

ほんと、おもしろいこと考えて、やってる人って、いっぱいいる!
すごいわ!かーーーーーー!刺激的で目がギラギラしちゃう!
私は、デザインやアートの分野で生きているわけではないので、難しいことはわかりません。
単にイベントとして遊びにいって楽しんでますが、
勉強している人にとっては、また違う刺激があるはずです。
しかも、こんな「さきっちょ」なイベントが大阪の北加賀屋で開催されて、
しかも、こんなにたくさんの人が集まってるっていうのも、すごい!
いや、すごいなぁ。また来年。