ぶつぶつ日記

お祝いの席で

20100402.jpg


 
3月某日。ヘアメイクさんのウェディング司会。おのえさんと。
 
幸福な気は、幸福な気を呼ぶのだな。
 
 
きっとウェディングパーティーに立ち会えば
毎回誰でも感じるであろう普通のことに、改めて気付いた日。
 
会場全体が、とても純粋なお祝いムードだった。
ヒビが入ったような渇いた心に、予想以上にしみ込んだ。
悲しいくらいに。つらいくらいに。
 
世の中の人はみんな幸せになる資格がある。
そして幸せを祝ってくれる友達がいる。
お互いの良いところを、さまざまな思い出とともに認め合える、そんな友達がいる。
きっと誰もが素晴らしい何かを、その心と体に持ち合わせている。
私はいったいどうなんだ。今まで何をして生きてきたのだ。
あまりにもダメすぎる。
 
 
 
新郎新婦への祝福の気持ちと、バタバタガサガサした我が身への憂いとが入り混じり、
混沌として泣きそうだった。
 
 
予定時刻に宴をお開きにできてホッとしたとき、
誰だか分からない人が、おのえさんと私にケーキと珈琲を持ってきてくれて、
ちょっと心が揺れた。
いまだに誰だったのか分からない。
誰だかわからない人、ありがとう。なんだか救われました。
 
 
 
バカにされるだろうな、こんなの。