夏が終わる
ちょうど夏と秋がバトンタッチ
なんだな
夜のうろこ雲がじっと見おろしてました
まあるい月と一緒に
どうするの?って
それでいいの?って
花火の匂いは、いい思い出しか連れてこないと言った
たしかに
楽しい時しか花火をやろう!なんて話にはならないもの。
必然的に楽しい思い出しかないわけだ。
なにを見ても、とにかくつらいことばかり芋づる式に思い出す私にとって、花火は救いのようだ。
すごいことに気付かせてもらった。
夜のうろこ雲に吸い込まれていった「夏が終わる」を歌う声
歩みを進めると、影は一緒によちよち歩いた
光をうける角度で現れた二人目の私はずいぶんなことを言わそうとする
夢をみていてもいいですか?
夏がおわっても
- - - - - - - - - - - - - 遠くまで うろこ雲 つづく
彼はもう 涼しげな 襟もとを すりぬける
(夏が終わる/スピッツ)