旅の記憶

=== フランス日記1〜ぼくらが旅に出る理由(2006/2/18)

思い立ってからは早かった


ひとりででも
今いくべきだって


初海外に
一人旅
フランスへ


英語も話せない
フランス語なんてさっぱりわからない


飛行機の乗り方も分からないのに
乗り継ぎもしなきゃならない


でもなんとかなるだろうなんて


自分の選択がかかえるハードルの数は
意外に多くて
そりゃ、みんな心配するよなぁ。
ま、だけど正直言って
それは帰って来てから気づいた事。
中途半端に知識があるより
ゼロのほうが思い切れるのかもしれない。








とにかく!
私はあれこれ行きたいところの調べものをして
いざ!よし!いってきます!
そんな具合で出かけたのだけど。










関空へのバスに滑り込みセーフ
座席についてバスが出たとたん
まだ暗いいつもの街が急にセンチメンタルに見えて来て
すごい不安の波が襲って来た。
「ほんとに行くの?大丈夫なの私?今ならまだ引き返せる!」なんて。


子供の頃
ほんとは怖いくせに
ハシャイでジェットコースターの列に並び
順番待ちをしてたときみたいな。
そんな気持ちだった。
複雑な胸のざわめき。


頭の中では
ずっと「おおはた雄一/Rambling」






怖くって泣きそうになった
今回の旅行でいちばん怖かったのはこの時


でも
無事搭乗手続きをしたことで
不安ゼロへ!
いきなり頭の中は
「ANATAKIKOU/幻想港町」


飛行機の中は全てがキラめいて見えたのです。


20060218_06.jpg




20060218_07.jpg




20060218_08.jpg




20060218_09.jpg




20060218_10.jpg