うたたねシアター
「マインドゲーム」(2004/07/20 テーマ:ゴージャス)
夏休みに公開される「マインドゲーム」という映画。話題が多いなぁ。豪華だなぁって思ったんです。まず、2D3D実写が入り交じったアニメ。声優として今田耕司やドンドコぐっさん、藤井隆、島木譲二、坂田利夫らがキャスティングされている。しかも音楽を山本精一が担当。ふふ〜ん。見たい!かーなーり壷を突いた名前が全てにおいて並んでますでしょ?そのへんのアニメとはわけがちがう、飛んでるアニメです。すごいよ。私、興奮してます。ハイスピードで絵のタイプがコロコロかわるし、まるでカーレースゲームのように視点さえも次々かわる。絵の展開の仕方が全方向に向いているんです。臨場感がある。メインシーンじゃないから誤解しないでほしいんだけど、特にエッチしてるシーンがとくに凄かった。行為を描写してるわけじゃなくて、抽象的だったりイメージなんだけどね、すごくその「感覚」を描けてるのですよ。ちゃんとすごく幸せなエッチやったなぁ。「TAMALA」とか「ウェイキングライフ」を見た時も衝撃的だったけど、この映画は、いきなり土井お気に入りランキング上位にランクインです。何がって、やっぱり分かりやすいのが最高。物語は書くときっと意味不明なので敢えて書きません。テーマは「死から蘇ることによって、生の喜びを知る」てとこかしら。けどね、出てくるキャラクターがPOPだし関西弁だし、細かいとこまで低俗、日常。だから押し付けがましくなくて親近感がある。「いろんな人がそれぞれの毎日を生きている、好い人がいればものすごい悪い人もいる、利用されたりひどいめにあわされたりなんやかんやあっても、そのなんやかんやある中に居たい」「色んな人がいて色んな人生が混ざりあって出来ている世の中がおもしろい」てことなんよね。なんでもないような毎日が、実は色々詰まったゴージャスな日々なのかなって思いました。もうちょっとがんばれるかな。明日こそ、ちゃんと起きるぞ。