ぶつぶつ日記

2020に花束を

2020が終わった。大晦日まで生放送があって有難い。
本当にリスナーの皆さんが居てくれることに、どれだけ勇気をもらった1年だったことか。みんないろんな立場で生きている。本当に本当にありがとうございました。お礼を言いたいのはわたしの方なのに、たくさんのリスナーの方から、元気をもらったとか、癒してもらったとか、有難いメッセージをいただきました。それを読んでまた泣きたくなってきた。

大晦日に、届いたメッセージ。自分のキャリアにとってなんのメリットもない職場に移動になって、この先のことを考えたら落ち込んでしまって・・・というメッセージに、抱きしめてあげたくなった。
以前からわたしは自分のキャリアにとってのメリット・・・という考え方があまりないんです。2020という年を生きて、余計にそうなりました。どんな仕事でも、きっと受け手がいる。ものを作る人も、右からきた書類に手を加えて左に渡す人も、手にとれない(ラジオもそう)ものを作る人も、全部目に見えなくても受け手がいる。自分がその仕事をしなかったら、その受け手の人が困る。誰かの仕事への感謝はきっと回り回って、自分のところに回ってきてる。繋がってるんですよ。世界は。自分の仕事を待っている受け手の誰かを思うと、どんな仕事も意味があるって思えてくる。でしょ?そう思いませんか?これは、わたし自身へのメモでもあります。






さて、2020マイプレイリストというミッドナイトガレージ12月の企画。参加してくれた人ありがとうございました。実際には送らなくても、ぼんやり考えてみてくれた人もありがとうございます。振り返ってみて、どうだった?


私は、こんな仕事なのに、あんまり音楽聴いてない気がした。そんなことないはずなんだけど。何してたんかと考えると、凍った心で、配信ライブを見て一生懸命ラジオしてた。あと子宮筋腫以降のリカバリー。余白が怖くて英会話、音読。。。必死に生きてるけど、心はフリーズしてたかも。11月12月で急に解凍され始めて、感じやすくて困る。なんかしょっちゅう泣いてる気がする。

印象に残ってるの、Ella Mai、MAHALIA、Remi Wolf、Haim、BENEE、あと確かにBRUNO MAJORよく聴いた。なみちえ、碧海祐人、chilldspotが衝撃的な出会いだった。そして、TENDREとGotch。TENDREは心細い夜に灯りになってくれて、Gotchソロは本当に心を解凍してもらった。TAPのゲストトークや、MGの「ゴッチと1時間」っていう企画、聞いてもらえたかな。



ここへきてtccmシモさまの音楽にまた心打たれる。
シモさま、ゆっくり喋りたい。夜中に電話くれたのがホントもう感謝しかない。

そして三浦大知「Antelope」SIRUP「Thinkin about us」。いろいろ聞く中で、ワタシはワタシの声をどれくらいちゃんと活用できているのだろう。ワタシの商品としての魅力はきっと声である。そろそろ自分で認めてあげようと思う。ずっと嫌いだった自分のこの声を、そろそろ認めてあげようと思う。そして長く使えるように整えたい。鼻、喉、歯、顔の筋肉。もちろん話す内容も。言葉のセレクトも。願わくば、日本語以外の言語も。商品としての声を最大限に商品化できるように。好きだと行ってくれる人が喜んだり、元気が出たり、慰められたり、してもらえるように、整備していきたい。写真家がカメラをオーバーホールに出すように。みんなが求める私になりたい。用意された箱に楽しんで入りたい。猫みたいに。


世界的なパンデミックもあったけど、
わたしは誕生日から1週間も立たずに突然入院手術で、いったん体がリセットされた。
そして大事な友達が、青天の霹靂。リンパ腫で闘病生活が始まった。その友達が無事に年内に復帰した。手紙をくれた。それにまた力をもらってしまった。もちろん大変な1年で、まだまだほんとに何も終わってない。でも、こうして今も私は私でいる。それだけで。悪いことばかりじゃない、良いこともあった1年だったかもしれないって、思えた。泣けてきた。






Spotifyに、1年で聞いてたあれこれを自動的に総まとめしてくれるやつあるでしょう?私たちは仕事で聞くものも多いので、どんな感じに反映されるのかなというのもありつつ、みてみたら、面白かった。Tendre、Tendre、Tendre・・・(笑)Vaundy、Gorillaz、betcover!!(←確かに!)、Mura Masa(←ほんま?)やら雨のパレード、向井太一、Lucky Tapes、藤井風、突然のBright Vachirawit「kan goo」笑。ある期間に集中してめちゃ聞いたので怯えていたのだけど、あんまり上位じゃなくてホッとした。ふふ。


2020は私にとって、初めて「世の中の女子の大半と一緒に堕ちる」ということを経験した年です。いわゆるタイ沼。まだ入り口ですが、しょっちゅうTAPでお話しているとおり、「2gether」というタイのドラマきっかけで、BrightとWinという2人のタイの俳優さんにハマり、こういう楽しい世界があったのかと驚いています。ハマった理由は結局音楽。長くなるので、タイ沼のことで今日書いておきたいのは。。。。

彼らの慈悲深さに感銘を受けています。漫画家のタムくんも、タムくんならではの優しさがあって、彼の漫画からはもちろん、うまく説明できませんが会うと分かる、日本の人からは感じない独特のアレが、実際の本人からも溢れてるのです。タムくんに触れるたびに、タムくんが特別に思慮深いのか、それともタイの人はみんなこうなのかと感動してきました。そう、あの感じ。あの感じをブライトくんウィンくんの発言などからも感じるんです。

先日のブライトくんの誕生日。プレゼントもいいけれど社会を助けることに、使って欲しいっていう発言を受けて、ファンの人たちがブライトくんの名前でいろんなところに寄付をしているのが、すごく素晴らしかった。ウィンくんも、ブライトくんの誕生日に寄付をしていたし。尊いなぁって本当に思う。あと、誕生日おめでとうのラッピング広告を地元のおっちゃんのトゥクトゥクに出しているのが、きっと観光客がいなくなって困っているかもしれないのを助けることになってるんじゃないかと!すばらしいよね。すばらしいよね。


私には父がいません。母が一人で育ててくれたので、コロナで特にシングルマザーが困っているというニュースが、ずっと気になってました。シングルマザーを支援する団体が、年末に緊急の食料品を求めているというツイートが、ちょうど流れてきたので、本当に少しだけど、支援しました。私だって、そんなに豊かなわけじゃないし将来の不安はあるけど、少なくともここ数年は、母と私が暮らすくらいの収入には恵まれてる。だから、少しだけ。タイ沼に感謝したい。のです。











最後にもう1つお礼を言いたい。Greens女子がくれたキャンドルが、ハッとさせてくれた。色形もだけど、香りが気づかせてくれた。本当に久しぶりに良い香りを部屋に連れて帰った気がする。ずっと好きだったもの、こと、時間、いろいろあったはず。それをいつからか封じ込めてた。自分を取り戻そうって思った。ささやかなことだけど大事な時間がある。

2020も、確かに私は生きていた。いろんなことを感じながら、命の火は燃えてた。辛いことが多かったけど、無かったことにしたくない。やり直しするよりも、そんな2020を踏まえて2021を進めていきたいような、そんな気持ち。2020に花束を。折坂くんのThe FIRST TAKE「トーチ」のMCがズンときたので、良かったら見てください。



2021もよろしくお願いします。
◎新年わたしはこんな感じなプレイリスト。






◎ちなみにクリスマス前に作ったプレイリストも良ければ。






もういちど、2021もよろしくお願いします。
土井コマキ