ぶつぶつ日記

やすみ2、三月




思えば、DJになって20年弱、本当の意味では休んでなかったんだな。

退院してから1週間お休みをもらった。
免疫力と体力が落ちているのを回復させるべく、
ちゃんとご飯を食べ、寝て、少しづつ散歩して筋肉を動かす。
入院中から引き続き、体だけじゃなく、仕事の悩も休ませた。音楽も聞かない。
心身ともに「焦らず一歩ずつ」を心がけた。


取り寄せている野菜と、庭で育てている野菜を、毎日ゆっくり食べた。
本当に毎日少しずつ動けるようになって、歩ける時間ものびた。
食べるものから命をもらってる感じがした。
そもそも焼いただけの野菜が好きだったりするんだけど、
入院以降、拍車がかかっているかも。


気になっていたけど、行ったことがなかった近所のお店にも、母と歩いて行った。そもそも、あまり動けない母にボチボチ散歩してもらいたかったので、2人揃ってのリハビリになって、ちょうど良かった。しかもやっぱり心地良いお店だった。

うちの町内会長さんがとても良い人で、本当に住み良い町なんだけど、町内会長さん始め、ご近所の方も、どうやら私の状態を知ってくれていたみたいで、心配して声をかけてくださる。ありがたい。今回のことが、母がご近所さんと交流するきっかけになって良かった。庭の野菜をお裾分けすることで交流もできて良かった。なんか、全部結果オーライな気がしている。







今まで休みを取っても、本当の意味ではオフできてなかったんだな。
気分転換とオフは違う。
仕事に追われてギリギリで生きていたのだと思う。
もちろん楽しくて、楽しすぎるから、そういう働き方になるんだけど。

週明けから仕事に復帰するけれど、
自分の体に向き合う時間を意識して作ることにしたい。
せめて食生活と睡眠時間。リセットできたので、キープしたい。



生まれ月の3月は特別だ。毎年大切に過ごしている。旅行したり、記念になることをしたりしているけど、残念ながら今年は、何もできないまま終わろうとしている。ただ、いろんなことを考えて、収穫は多かったと思うので、ひとり旅をしたのと同じかもしれない。困ったことに、ますます涙もろくなっている。やっぱり今年も、3月は特別だ。