ぶつぶつ日記

余韻くん、消える⑤BIGWELCOME

まさかのコーネリアスがBEATEXPOに1時間生出演。私こんな風になってしまうことあるんやなと。初めての自分に会った。私なんとも言えない顔してるな。またチャンスをもらえたらいいなぁ。10代の頃の自分に教えてあげたい。CMの間にも色々とお話を聞けて、録音しときたかったくらい!あの話たち、放送したかったなぁ。悔しい〜〜。私の力不足!みなさんすみません!



「中林忠良×CORNELIUS Mellow Waves展」もタイミングよく行けた。なめらかだけど、なんだかざわざわする、不思議な暖かさがある感触。銅版画。





この夏は、初めての自分に、自分で驚いて、硬直したり脳の回転が停止したり、凹むことも多かった。いよいよその時が来た、という感覚も。

初恋の嵐に関しては、あの2人に私はやっぱりどうしても責任を感じてしまっていた。眠っていたところを叩き起こしてしまったし、2人の人生に大きく影響してしまった。初恋が動くことが、嬉しくもあり、いいのかな、これからどうするのかなと思ったし、しんどくないのかな、大丈夫かなとも思ってた。亡くなった人よりも、残された2人を思うのだ。2人にとっては終わっていない、続いている。

最後のロフトイベント。トークの司会をさせてもらったのだけど。何を話したらいいのか、迷子になった。私にとっても、もしかしたら続いてるのかもしれない。





会いたかった、話を聞いてみたかった人にも会えた。森道市場の主催の岩瀬さん。めちゃくちゃ面白い人だったし、自然体でナイスだった。いつか、土井印も一緒に何かできたらいいな〜。なぜなら同じ価値観だから!物理的に住んでいる場所ではなくて、頭の中が住んでいる地域、ローカルが一緒。





念願のインタビューはまだまだあって。韓国のバンドHYUKOH。そう、サマソニを東京で見たのは、HYUKOHが出るからで、即日東京でインタビューだったのです。長いことミッドナイトガレージみたいな番組をしてきた私にとっては、なんだかとても馴染みのあるムードでした。そう、韓国ではテレビドラマの曲を作ったりするほどの、すごい人気みたいだけど、いたって普通の若いバンド。インタビュー中って、質問の答えしか訳してもらえないので、答えの前にメンバーであーだこーだ言いあってる言葉とか、多分そこの部分に彼らの人柄とかが出てるはずなので、韓国語わかったらいいのにな〜って、めちゃくちゃ思いました。Q&Aだけじゃ距離が縮まらないんですよ。会話の。もどかしい!

HYUKOHは本当にライブがいいので、若い男の子なんかに特に見て欲しいです。音楽を聴きに、ライブを見にぜひ。東京でネバヤンと対バンしてたんだけど、えらい仲良くなったみたい。メンバーだけで一緒に朝までボーリング行ったとか。そういうこと。芸能人でもアイドルでもないです、バンドって言葉がしっくりくる。いつか韓国でHYUKOHとネバヤンの対バンを見たい。やって欲しいな〜。





こちらも念願の!台湾からCrowd Lu。めちゃ明るくて、自然で、面白い人でした。スタジオライブもよくって!弾き語り、ええわ〜。長年の相棒、初めて買ったギターを持ってきてくれました。話してる間に出てきた曲を「ちょっと歌ってもいいですか?」って歌ってくれたり。台南でみたいなぁ。台南に行きたいなん。台湾が恋しい。





「まさかこんな日が来るなんて」シリーズ、とどめを刺された〜!Underworldカールハイド!!!!1999年のフジロックで初めて見て、私はダンスミュージックを聴けるようになったのです。あれは人生の扉が開いた瞬間。間違いない。あの夜がなければ、きっと私はDJやってない。アァ!こんな日が来るなんて。

そしてズバリ紳士でした。こういう人を紳士って呼ぶんだなって!親切で丁寧で、周りを緊張させない柔らかい空気をまとっていて、だけどクリエイティブなセンサーはずっとオン。生放送中でも何か感じたらメモできるように、いつも持ち歩いているというノートを開いて、ペンと一緒にスタンバイ。(実際何か書いてはったし。)ハッとしたらスマホで写真も撮っちゃう。私の足元のゴミ箱と小さい電気ストーブが日本的だって撮ってた。曲がかかってる間にも、実はいろいろお話を。番組の選曲を誰がやってるのかとか、どんな音楽をかけてるんだい?どんなリスナーが聞いてるんだい?とか、ラジオにとても興味を持ってくれてるみたいで、嬉しかった。いや、本当は、生放送中にそんなこと聞かれるので、私たちの選曲に何かマズイことがあったのかなと、ビビリましたが、怒ってるとか不満とかいうわけじゃなかったみたいで、ホッとしました。

そして、おそらく今まで見たことがなかった人、あまりUnderworldを知らなかった人にも、この時のカールの紳士っぷりは響いたみたいで、放送後、めちゃくちゃチケットが売れたんだとか。カールハイドさま〜!

そういう初めての人たち、ライブどうだった?やばかったでしょ?あんな完璧で気持ちよい時間、他にないよね。メロウな時間もずっと体が動いてるよね。ビートに体が勝手に合わせちゃうよね。本能が働くよね。自制できない。Underworldの2人を含めてTOMATO最強です。そして、2人がステージ上で、曲間にハグしあう姿に嬉しくなったな。ステージでお互いを讃えあってるんよね、きっと。今の最高だよ!って言うてるんやろな。





そしてやっと会えたLearners!!ハマくんタイチくん、もちろん他でもあってるんだけど、何だかriddim以来の感覚もあったり。CHABEさんも他で会うときと何だかちょっと違ってメンバーでありつつマネージャーやプロデューサーぽい視点があったり、初めましてのチエさんは話し方や佇まいが思ってたよりも控えめで女の子らしい女の子で、同じく初めましてのサラさんは、いたずらっ気があってお茶目な印象でした。

ずっと見たいのに見れなくて会えなくて、写真集とCDで憧れて想像して・・・こんなのって、子供の時以来!インターネットもなくて情報源は雑誌だけだった頃。想像力を使って音楽を聴いていた頃。私が思うバンド・アーティストってこうあってほしい、の理想が、まさしくLearnersなんです。憧れたいもん、ステージの上の人には。

そしてライブも、もちろん最高でした。思ってたのとは全く違ったけど、そっちか〜〜〜!って感じ!ドタバタして、ガッシャーン!うふふ〜!楽し〜〜!!!て感じ。大型犬がハシャギまくってるみたいやった。可愛くてカッコイイ!そして絵になる!早くまた見たいなぁ。コヤソニか〜。いけるかなぁ。



写真展も行けたよ。





今年15周年カクバリズム角張社長。

たっぷりとお祝いコメントを挟みつつ、MGで2週に渡って大フィーチャー。懐かしい話や、今だからな話など、MGリスナーにとっては聞けて嬉しい話がいっぱいだったと思います。レアな音源も持って来てもらいました。かくばりさーん、これからもよろしくお願いします。





いつからいつまでが周年だったのか分からないスペアザ。あいかわらず愛すべき友達。久々に打ち上げとか行かせて貰って、終電無くなってタクシー。。。昔なら払えなかった距離ですが、諦めてカードで乗るくらい出来るような大人になりました。ってことよねえ。話題がもうほんとジジババでした。でも貴重な話せる同年代。ちょっと私の方が年上ですけどね。これからもよろしくね。





そして、一時期どうなっちゃうのかと思っていたFBY!新体制になって、なんだかフレッシュで清々しい気持ちになりました。嬉しい!先輩!今後ともよろしくお願いします!





こちらも頼もしいフラカン先輩!「ハイエース」聞いた?人生って本当にどっちかというと大変なことの方が増えてくるし、一生懸命に生きれば生きるほど、辛いことから逃れられなくなる。きっと結婚したからって子供産んだからって幸せばっかりじゃないでしょ?大変なこともいっぱいある。でもみんなそれぞれの選んだハイエースに乗ってツアーを続けてるんだよね。フラカンを見てるとトホホな部分も含めて、人生大丈夫だって、歳を重ねることへの不安が軽くなる。楽しみにはなるとは言い切れないけど。これからもよろしくお願いします。





近寄りすぎず、ずっと変わらない距離感でいてくれるのがScoobie do。これまためちゃいいアルバムが届いて嬉しい!インディペンデントってこういうことだって、スクービーを見てると思う。私たちも根無し草で、たまたま今はここにこうして暮らしていられるけど、明日どうなるか分かんない中で、きっと止まらなければ何かがついてくるのではないかと、勇気をもらえる。頑張る。だからこれからもよろしくお願いします。





そしてイギリスに引っ越しちゃったthe fin.が来日〜。なんか明るくなって帰ってきたなー。相変わらず関西弁で、モンゴルのフェスに出た時の話など。オモロイ!いいぞ!そのまま突き進んで欲しい!





あ、おまけです。東京へ転勤された同い年のレコード会社の友達。森、道、市場、電源、Wi-Fiという名言を生んだ彼ですが、所変われど、安定の同じ構図をアチコチで見かけ、ホッとしました。がんばれ。飲みに行こう!カラオケききたい!空気と水と電源とWi-Fiさえあれば!





みんな素敵だ。日記に登場しない友達も、みんなそれぞれ素敵。止まってない。素敵って思える人がいて、私はラッキー。それだけで私の人生ツイテル!!今年の夏もありがとう!夏を振り返るだけでエモくなるぜ!