ぶつぶつ日記

お寿司とフランス料理

今週のBEAT EXPOは寿司4Daysでした。
木曜に紹介した「すし処たくみ」カウンター8席のみのお寿司屋さんなんだけど、37歳と若い大将が気さくで、カウンターデビューにもオススメのお店かと思います。しかし、まあ、美味しかったなぁ。


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わざわざ短冊に切ったアオリイカは口に入れたらトロリと僕たち私たちに甘えてきます。レモンと塩で程よい距離感。イチャイチャし過ぎず爽やか。



煮はまぐりに仰天。
しぐれ煮みたいなしっかりした味のものを想像していたら、そうではなく。うっすら甘味のあるお上品な味、やわらかくてふっくら。削った柚子の皮が少し振りかけてある。
何が仰天って、手を出してくださいっていわれて手を出すと、その上に直接のせてくれるんです。その感覚たるや!
大将の手から私の手へと、大将&はまぐりの優しさが伝わって来て、
そして口に入れると、はまぐりの出汁がシャリに沁みて、じんわり。
柚子の香りがふわり。
なんだこれは〜〜〜〜〜〜〜〜〜!



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サンマは飾り包丁を入れて炙って。醤油で。
薄く切った天然のブリは3枚。ぽん酢。しゃりと馴染んで消えていく。


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なんなんだろうなぁ、お寿司って。私たちの心を掴んで離さないお寿司。この小さな一貫の中に、練りに練られたお話がある。


今年は、そうそう、そう。フレンチのコース料理デビューしたのでした、わたし。ついに。しかもtetsuya ishiharaという北新地のお店で。大人になった。組み紐みたいに構築されたお料理。しかも目の前でお料理する姿を見せてもらえる。アレは何?どうなるの?ライブでした。感動しました。一生に一度だと思う。




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私きっと食べきれないやろうし、無理せず残していいよって言われてたのに、ひとくち毎に興奮して、ペロリとたいらげて、まだいける!て感じでした。
帰り道、まさに我に返るって感じで、お腹がはちきれそうに!相当興奮してたみたいです...。

色んな音楽を知るように、色んな料理を経験できるのは、とっても良いな。こうして考えてみると、今年は色んなことで、たくさんのドアが開いた1年でした。機会をくれた、親愛なる友に感謝します。あれは色々な意味で夢のような春の夜でした。一生忘れないと思う。