ぶつぶつ日記

日食

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太陽が少し隠れると、それだけでずいぶん涼しかった。
そう思いません?


できるだけいつもと同じ状況で、その時を過ごして、
違いを感じ取ろうと思いました。
家→大阪城→難波宮跡
移動しつつ、気づいたら考え事してた。


いつもと同じように町は機能しているけど
いろんなお店の前で、上空を見上げるひとがいっぱい。


大阪城では吹奏楽の練習の学生さんたち。
フルートの高い音が涼しげ。
部分日食を見ようとするひとたちは
ぼんやりと曇り空を見上げて太陽を探していた。


わたしも皆と同じようにして、分厚い雲を見上げてた。
あの後ろにあるのかなぁって。
その後、全く違うところに薄っぺらい太陽は見えた。


見たいってすごく思ってたけど、なんだかちょっと自分が笑えた。
なんか、これでいいって納得できた。




皆既日食を見にいける選ばれた人が、うらやましかったけど、
制約のあるなかで、できるだけのことをしようと動き回る。
それがわたしという人間だ。きっと。






夜は、ばったり出会ったカールと、噂の蕎麦屋へ。
帰り道、なつかしい知人から電話ももらい、今日も、なんかいい日だった。




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