ぶつぶつ日記

ネクラの育て方

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どうも私はほんとにネクラらしい。


映画コラムをフライングポストマンで書かせてもらっていて
色々試写会にも行かせていただける。
新年公開もので、最近良かった映画を考えていたら
「母べぇ」「ペルセポリス」・・・どっちも戦争がらみ・・・。


もしかしたら山田洋次監督作品は、若い方には野暮ったく感じられるかもしれない。
映画に「ザッツ・エンターテインメント」を求めていらっしゃる方には特に。
でも、内容も吉永小百合さんも魅力的だった。うん。
そして、フランスのアニメーション「ペルセポリス」は
ストーリーや声の出演も凄く良くてオススメなんだけど、
シンプルなタッチの絵が、ここを読んでる女子の皆様はお好きだと思われます。


まぁ、ただどっちも戦争がらみです。
けど!お説教臭さはぜんぜんないのです。
とはいえ!こういうセレクトで試写会に行ってる自分って
その時点でだいぶネクラだと思われますね。
数ある超大作やSFやラブストーリーをさしおいてね。






こないだOGRE YOU ASSHOLEとART-SCHOOLのライブに行ったら
レオス・カラックス監督「汚れた血」みたいな音楽をやりたいと思って、
バンドを始めたんだって、アートの木下くんがMCで言ってて
(ファンの方すみません、私にとっては初耳の話題でした)
急にもう一度みたくなってきてレンタルしてきた。


驚くのは、自分がほとんど内容を覚えてなかったってこと。
ジュリエット・ビノシュが、すごい可愛かったことしか確かじゃなくて。
改めて見てみて、そりゃそうだと。
こんな暗い映画、子供がじっくり見れるわけなく。
「ポンヌフの恋人」も、素敵だったように記憶してるけど
何を素敵と思ったのかなぁ。
ポンヌフ橋に行きたいってずっと思ってて
実際行ってみて「私、来ちゃったぁ〜〜〜」と感激したけど
今見たら、どんなこと感じるんだろう。
もう1回見てみよう。
ついでに、なぜか同じビデオテープに録画してあるので
何度みても寝てしまうニューシネマパラダイスも見てみよう。






そうですね、当時、かなり背伸びしてた感は否めないです。
が、しかし!
このネクラぶりは、まぎれもなく、若い頃に、この辺の映画を見過ぎたんだと思う。
だからダンサーインザダーク大好きなんだわさ。
そういえば、ビョーク来日するね。やばー。チケットたかーい・・・




そうそう、思い出したことがあるのですが。
ジュリエット・ビノシュに憧れてボブにしたことがあります。
若気の至り、憧れる対象が身の程しらず。
片桐はいりさんになってしまった。いい思い出。


そんなネクラな私は、明日は名古屋です。
梅佳代さんのトークショウの御相手でごわす。
ひーつまーぶしー。じゃぁの。うけけ。